令和6年 (2024年) 表千家同門会 米国南加支部講習会が開催されました
2024年度の表千家同門会米国南加支部の講習会は、表千家本部より菅田宗匠と森浩倫先生をお迎えし、3日間にわたって充実した講習が無事に執り行われました。
初日、8月16日(金)には、教授者向けの講習が実施され、30名の参加者が軸飾り、花所望、濃茶の実技指導を受け、実践的な技術を学びました。続く8月17日(土)には、資格者向けの講習が行われ、39名の参加者が茶通箱や薄茶の科目に取り組みました。昼食後には森浩倫先生による1時間の講義が行われ、理解を深めるための筆記試験も実施されました。
最終日、8月18日(日)には、一般者向けの講習が行われ、59名の参加者が濃茶の作法、後炭点前、薄茶・替茶碗の手順を学びました。午前の講習後、昼食を挟んで南加支部総会が開かれ、その後、九代お家元の了々斎に関する講義が行われました。最後に参加者全員での集合写真が撮影され、3日間の学びを記念しました。水屋の業務は、猪瀬・吉山社中と福島社中が担当し、講習会の成功を支えました。
ミヤコ・ハイブリッド・ホテルにおいて晩餐会が開催され、トーランス市よりフレンドシップの賞状が贈呈されました。この盛大な晩餐会によって、講習会は華やかに締めくくられました。